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1日1回搾乳への適性(OAD)

1日1回搾乳を成功させる最も大きな要因は、ふさわしい乳牛を使うことです。

私達の種雄牛は、LIC独自の1日1回搾乳の指標を使ってランク付けしており、牛を選択して1日1回搾乳に特に適した次世代の牛を生産することができます。

LICのOAD指標は更新され、今日ではより正確なOAD能力の指標となりました。

私達は脂肪、タンパク、乳量、体細胞数の育種価値に対して、OADと1日2回搾乳(TAD)との合理的な関係を証明するためにOAD牛群の十分なデータを得ています。これによりTADの育種価値からこれらの形質に対するOADの育種価値を推定する方程式を導き出すことが出来ます。

育種価のほかの形質(体重、繁殖力、寿命)は十分なデータが得られた時に変換できます。それまではこれらの形質に対するTADの育種価を使用する必要があります。

OAD指標は現在、育種価で使われているそれぞれの形質と同じように、経済的な重み付けを使用しています。以前はその指標は“期待される獲得形質”の手法に頼らなければならず、OADで要求される形質を推定して主観的にTADの育種価値のウェイトをつけていました。

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